<Header>
<Author: 萬楚>
<Title: 五日觀妓>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 五日（いつか）、妓（ぎ）を観（み）>
<BookPage: 92>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
西施謾道浣春紗，
碧玉今時鬬麗華。
眉黛奪將萱草色，
紅裙妬殺石榴花。
新歌一曲令人豔，
醉舞雙眸斂鬢斜。
誰道五絲能續命，
却令今日死君家。
<End Poem>
<Translation>
西施が春のうすぎぬを谷川の水で洗っている姿は、こよなく美しかったなどと、世間では口からでまかせをいうが、現質の碧玉が目の前で、あでやかならるわしさを競っているありさまはどうだ。眉黛は忘れ草の黄色い色をあせさせ、紅い裾は火のよ うに燃えて、ざくろの花さえ嫉妬にくるわせる。それが立ちあがって新しい歌のひとふしをうたえば、人々を胸のそこからうらやましさにもだえさせる。ほんのり醉うて ひとさしの舞を舞えば、二つの眸はキラキラと輝き、ほつれた鬢をなでつけるときの、そのしなやかな流し目よ。端午の節句に五色の絲をつがねて臂につなぐ疫病よけのままじないを續命縷、いのちをつなぐひもなどと、いったい誰がいいだしたことか。それどころか、わたしはこの美人のために魂を奪われて、めでたい今日の日、ここで死んでしまいそうだよ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
西施が春のうすぎぬを谷川の水で洗っている姿は、こよなく美しかったなどと、世間では口からでまかせをいうが、
現質の碧玉が目の前で、あでやかならるわしさを競っているありさまはどうだ。
眉黛は忘れ草の黄色い色をあせさせ、
紅い裾は火のよ うに燃えて、ざくろの花さえ嫉妬にくるわせる。それが立ちあがって新しい歌のひとふしをうたえば、人々を胸のそこからうらやましさにもだえさせる。
ほんのり醉うて ひとさしの舞を舞えば、二つの眸はキラキラと輝き、ほつれた鬢をなでつけるときの、そのしなやかな流し目よ。端午の節句に五色の絲をつがねて臂につなぐ疫病よけのままじないを續命縷、いのちをつなぐひもなどと、いったい誰がいいだしたことか。
それどころか、わたしはこの美人のために魂を奪われて、めでたい今日の日、ここで死んでしまいそうだよ。
<End Formatted Translation>